山梨県

2月5日(木)くもり
献立名 小型パン 牛乳 ほうとう 鳥もつ煮風

 平たいうどんのようなめんが入った「ほうとう」の起源として有力なのは奈良時代に中国から伝来したうどんの原型ともいわれる「はくたく」です。「はくたく→はうたう→ほうとう」と変化したものとされています。山地が多く水田が少ない山梨県で、米飯は貴重な食べ物、代わりによく食べられていたのが「ほうとう」だったようです。野菜もたっぷり入った「ほうとう」は、栄養もたっぷりです。「鳥もつ煮」は、山梨県で食べられているいわゆる「B級ご当地グルメ」です。鶏のモツを砂糖と醤油で甘辛く味付けし照りが出るまで煮詰めたものですが、今日はレバーと砂肝を油で揚げ甘辛いたれでからめた「鳥もつ煮風」です。“縁をとりもつ”の語呂合わせで、町おこしを目的とした地元の料理になっています。レバーは苦手な子供たちも多いですが、よく食べていたようでした。