かみかみ

5月11日(火)
献立名  小さめパン 牛乳 たまごうどん いりこナッツ いちごジャム

「よくかんで食べましょう」と給食指導では必ず使う言葉です。
なぜかまないといけないのか?小さく噛み砕だいて食べやすくするのが動物の本能だと思います。しかしそれ以外にかむことのよい効果がたくさんあります。私が学級活動などで子どもたちに指導するときは,「ひ・み・こ・の・は・が・い〜・ぜ」ということで話をします。これは言葉の頭の文字を並べて覚えやすくしてあります。

「ひ」は肥満のひです。よくかむことでゆっくり食事をするので満腹に感じるのが早く食べ過ぎを防ぎます。「み」は味覚の発達をうながします。「こ」はあごの周りの筋肉をつかい言葉の発達に効果的です。「の」は脳の働きを高めます。かむことで脳に刺激が伝わりやすいのです。「は」はもちろん歯の健康です。唾液がたくさんでるので虫歯予防にもつながります。「が」はガン予防です。「い」は胃腸快調です。よくかんで,小さくかみくだくことで胃や腸への消化の負担をへらすことができます。「ぜ」は全力投球です。

かむことは色んな効果が期待できます。最近の若者はかむのがめんどくさいので固いものは食べないなどといった話をきくことがあります。それでは将来の健康がおびやかされることもあります。固いものもよくかんで食べましょう。

今日のいりこナッツもしっかりかんで素材の味を味わって食べましょう。