ヒル

12月8日(火)
献立名  ミルクパン 牛乳 ヒル入り厚揚げの中華炒め サータマーミ

題名の「ヒル」って?思う人もいるかもしれません。田んぼなどにいて家畜や人の血を吸うヒルではありません。ヒルとは「にんにくの葉」のことです。にんにくは土の下に埋まっている球根の部分を食べるのは普通ですが,その上の葉っぱも食べます。ねぎのように筒状ではなく,ニラのように平べったい葉です。にんにくの風味がしてとってもおいしいです。今日は知名の泉吉子さんと瀬利覚の大田本秀さんの畑のヒルを使いました。
私は沖永良部島に3年ほど前に転勤してきましたが,ここで初めてヒルを食べました。野菜や豚肉といためるとと〜ってもおいしくてヒルが出回る時期がすごく楽しみになるほどファンになりました。

今日の炒め物には,沖永良部特産の生のきくらげも使っています。ここに来るまでは,なかなか生のきくらげを食べる機会はなかたのですがここではスーパーでもみかけることもできます。こりこりとした食感がとてもよく中華系のおかずには特に合います。今日もとっても美味しかった(^o^)丿

サータマーミは黒砂糖を方言でサータとかサタなどと言い,豆のことをマーミとかマミなどと言います。
知名町では落花生を家庭で作るところが多くその豆を炒って黒砂糖とからめるお菓子を以前はよく作られていたそうです。今日は落花生ではなく大豆を使いました。よくかまないといけないのであごが疲れて食べているうちに満腹になってきました。また,おはしでたべるのではしづかいの練習にもなったかな